筑波サーキットスポーツ走行 リビルド1200ccエンジンのシェイクダウン

 

 

9月28日の筑波走行に向けて、前日深夜にガレージを出発します。

 

翌日は朝からいい天気で、絶好の走行日和。5月のTOT以来久々の走行です。

 

前回レースの予選でブローさせたエンジンは、つい先日修理が終わり、今回がシェイクダウンです。仕様は今までと同じφ76ミリピスタルピストン+井上ボーリングのICBMアルミシリンダーの組み合わせで1200cc。今回はガスケットを薄くして圧縮比を更に上げてみました。

 

1回目の走行はエンジンの慣らしも必要ですが、体の慣らしも重要です。ゆっくりとしたペースから始め、徐々にアップしていきます。

 

チームメイトの#42番Mk2も走行は久しぶりとのこと。同じく徐々にペースを上げています。

 

1回目の走行が終わりました。タイムは自己ベストの2秒落ちくらい。フロントたいやは一皮むけたきれいな状態です。

 

リヤタイヤも比較的滑らかな感じ。

 

高負荷時に少しノッキングするので、途中でピットインしながら点火時期も調整しました。結果的にウオタニの点火時期ダイヤルは、以前より2ノッチ遅角方向に。

 

2回目の走行は全開です。タイムも1秒上げて軽快に走ります。早くも「感」が戻ってきた感じ。でも、体力的には限界を超え、チェッカーを待たずに早めに終了しました。

 

2回目は、後からコースインした#42さんを見かけないなと思ったらこんなことに。

 

3周目の第2ヘアピンでフロントからスリップダウンしたそう。ほとんど走行できずにレッカーで戻ってきました。

 

体は大丈夫そうですが、エンジン回りは土まみれです。

 

キャブの中まで土が入っていたので外して点検します。幸い、ポート内は無事のようでした。