デモ車Z1100B2 シートレールカット

  

フレーム加工の続きです。

 

フレームを裏返して作業するので足周りを外します。

 

修理痕のあったシートレールですが、カットしてスッキリさせます。

 

シートロックのブラケットも削除します。

 

続いてセンタースタンドブラケットも削除します。

 

この場合、片側の溶接部分を裂け目が入るまで削り取ります。

 

ブラケットをたたいて曲げていきます。

 

曲げ伸ばしを繰り返し、折り取ります。

 

続いてステップブラケットも削除します。

 

やり方は先ほどと同様に片側の溶接部分を削り込み、叩いて曲げます。

 

反対側も同様にして削除します。

 

一応、予定の部分は全て削除しました。

 

今回切り取ったのはこちらです。

 

フレームを裏返したりして、残りの溶接個所を仕上げます。

 

こちらはオプションのワイヤーロックが通る穴です。こちらも塞ぐので曲げた鉄板から蓋になる部分を切り出します。

 

蓋ができました。

 

穴にはめ込みます。

 

周囲を溶接します。

 

滑らかに研磨します。

 

その他、ブラケットの切断面やサビていたところを研磨します。

 

S1と同じリヤフックリングを溶接します。

 

加工箇所を塗装します。これで特にフレーム下側から作業した方がやり易い部分の作業は終了です。

 

リヤのフックリングは、ジャッキアップの時に使います。

 

ステップのボスやオイルクーラーブラケットなど、まだまだフレームへの溶接個所は何か所もありますが、水平を見ながら行いたいのでフレームを起こして進めます。