Z1R S.F様 マフラーカチ上げ加工

  

仕様変更のためマフラーを交換します。

 

新しく取り付けるのはBLファクトリー製のKRタイプ機械曲げUP仕様です。

 

既存のマフラーを外します。

 

インテークポートは限界まで拡大されていましたが、エキゾーストポートも同じく限界まで拡大されていますね。エキゾーストガスケットは通常の物より内径が大きいようです。

 

用意されていたエキゾーストガスケットは一般的なサイズ。内径はポート径よりやや小さいので、次回は専用のガスケットを手配しないといけませんね。

 

新しいマフラーのエキパイを取り付けます。

 

マフラー後半をあてがい、ご希望の角度になるよう加工箇所を検討します。

 

通常よりエンドで10センチほどカチ上げるので、中間パイプのつなぎ目で角度を変更することにしました。

 

切断してカット面を少し斜めに仕上げ、角度を変更します。

 

車体にあてがい、角度と接続面の修正を繰り返します。

 

全体のバランスを考えつつ、最大限カチ上げてこの角度に決定。

 

車体に取り付けたまま溶接で仮付けし、外してから全周溶接します。

 

再度取り付け、今度はサイレンサーステーを設計します。

 

既存のタンデムステップボスを利用し、80年代風なルックスを再現すべく、ステーはアルミの厚板でシンプルに形成しました。

  

車体に取り付けたまま、サイレンサー側のステーを溶接で仮付けします。

 

再び外してステーを溶接。不要なフックやブロックを削除し、差し込みはバンド止めにするので割りを4ヵ所入れます。

 

黒染めスプレーで塗装します。

 

車体に取り付け、マフラーの加工は終了です。この後は、コノマフラーに合わせてキャブセッティングしたら完成です。