ワークスバックステップの小部品ができたところで溶接で組み立てます。

ペダルとチェンジアームはこんな感じ。ノーマルのS1はアルミプレートのペダルですが、鉄棒タイプのこのペダルはワークスS1がモチーフです。チェンジアームはレバー比を考慮した少し長めの設計で、ノーマルペダルのような軽いチェンジ操作を実現しています。

ステッププレートもワークスS1をモチーフにした左右ともに3角形状です。

ZRX400改S1スイングアームはこちら。アップデートしたキャッチタンク付きのタイプです。色もZRX400と同じシャンパンゴールドを塗装で再現しています。

スイングアームを取り付けます。フレームピボット部の内幅は標準236ミリですが、車両によってプラスマイナス2ミリほど個体差があります。ノーマルスイングアームもピボット部の幅は236ミリです。ノーマル車のフレームは大体同じ寸法ですが、スイングアームが変更されたカスタム車は幅が違うことが多いです。幅の合っていない広いスイングアームを入れるために広げられていたり、幅の少し狭いスイングアームを入れてピボットシャフトで締め上げていたりと。ノーマル状態がどうであるかは、旧車をメンテするうえでは結構重要な情報です。因みにこちらのフレームはノーマルスイングアームが付いていたので内幅ピッタリでした。取り付けてビボットシャフトを規定トルクで締め付けたら、スムーズにガタ無く動くか確認します。

リヤショックを取り付けます。

後ろから見るとこんな感じ。S1スイングアームよりホイール部分の内幅が30ミリほど広いので、左のサス受けはオフセットさせていません。左右共にパイプのセンターにリヤショックが来ます。サスの上側のマウントには、左右共に10ミリのスペーサーを入れてオフセットさせています。

ホイールセンターが正しく出るよう、初めに左側のカラーの寸法を決めて仮組します。その後、キャリパーとローターのセンターが合うよう、キャリパーサポート左右のカラーの寸法を現車合わせで製作します。ここは予め机上検討で寸法を割り出しておきますが、最後の詰めは現車合わせ必須です。

リヤキャリパーを仮組します。カラーが長いのはスイングアーム内幅が広いためです。

リヤ周りが整いました。

S1スイングアームの素材にあえてZRX400純正を使う理由ですが、ZRX1100ではパイプ径が太過ぎてイメージが違ってきます。400ならS1とほぼ同じ径です。400のこの少しきゃしゃな感じがS1スイングアームに最も近い雰囲気が出ると思います。ピボットベアリングは400も1100も同一で、実際走った時の剛性感はS1スイングアームと同等です。


このあとS1同様なプレートタイプのトルクロッドを製作します。


