エンジンの塗装準備の続きから。カバー類のガスケットを剥がして清掃し、点検します。

ここにあるものは概ね良好です。ヘッドカバーは北米の二次空気導入装置付きから出っ張りのないヨーロッパ仕様に変更しています。

エンジンの塗装準備の続きから。カバー類のガスケットを剥がして清掃し、点検します。

ここにあるものは概ね良好です。ヘッドカバーは北米の二次空気導入装置付きから出っ張りのないヨーロッパ仕様に変更しています。

ヘッド、シリンダー、クランクケースと、主要な部品が交換することとなったエンジンの再生を進めます。

ドナーのシリンダーヘッドはエキゾーストスタッドのボスが2ヵ所壊れているので先ずは修理します。他にもバルブガイド交換、バルブシートカット、面研を行う予定。

9月の筑波走行の時に発覚したリヤダイマグの不具合、そのダイマグの修理が終わったので復元します。合わせてスピードメーターが動かなくなった件と3000rpm以下でエンジン不調とのことで点検します。

先ずはスピードメーターの点検から。オドメーターも不動とのことからスピードセンサーの故障を疑います。

今年の8月に1200ccエンジンが完成して以来、マイナーなトラブルをいくつか改修してきましたが、だいぶ距離も伸び季節も進んで冬になったところで、今回はクラッチとCRキャブスロー系の再調整を行います。

クラッチは、冷間時にはクラッチレバーを握っても完全に切れずに少し前に進んでしまうとのこと。現状はレバーの遊びもほぼない状態なので十分に切れストロークがあるようですが、粘度が15W-50のエンジンオイルを使っているので、その影響かもしれません。念のため、クラッチレリーズの遊び調整からやり直してみます。

先日のチェック走行で発覚した不具合を直します。スロットル全開時6300rpmからのクラッチ滑りと、リヤサスフルボトム時のタイヤとウインカーステー干渉の2点です。

先ずはクラッチ滑り対策から。
