転倒した際に付いたフォークの傷を目立たないように修正します。

サンダーでキズを削り取り、バフ掛けします。ついでに傷の無い反対側も同程度に研磨します。

転倒した際に付いたフォークの傷を目立たないように修正します。

サンダーでキズを削り取り、バフ掛けします。ついでに傷の無い反対側も同程度に研磨します。

約5ヵ月ぶりに作業を再開します。主な内容はエンジンのオーバーホールでした。エンジンは分解点検後、外注で塗装をしたところまで終わっています。

エンジンそのものは比較的状態が良かったので、必要な所だけ修復します。ヘッドのデッキ面も軽くペーパーを当てるだけでいいでしょう。

ワインディングで転倒したとのことで、修理をすることとなりましたが、私のケガの為に長期間お待ちいただいて今回の入庫となりました。車検も切れてしまったので一緒に取ります。

車両の方はお待ちいただいているうちにオーナーさん自ら修復を進めていたので、外装関係はほぼ元通りになっています。

Mk2仕様となったLTDを入手されたとのことで、ホイールはこちらのハイポイントモーリスに交換し、リヤは弊社のトラススイングアーム加工をすることになりました。先ずはホイールだけ送っていただきチェックします。こちらは別のMk2で現役で使用されていたホイールとのこと。

前後とも、振れは無く、ホイールベアリングも特に問題は無いようです。ハブダンパーはゲイルスピード製に交換されており、こちらもまだ継続使用できそうです。

S1ローターの部品が揃ったので仮組みします。アウターローターはプラスミューに特注したステンレス製で、フロントはφ330ミリ、リヤはφ234ミリです。インナーローターは、フロントが弊社オリジナルの高強度アルミ鋳物製、リヤはジュラルミン削り出しです。

ベアリングはS1同様にインナーローターに圧入します。サイズも純正に対し2サイズほどアップした6205を使い、スパンもほぼ2倍となるため、フロントアクスル周りの剛性はかなり向上します。ちなみにホイール側のベアリングは外してがらんどうになります。
