カムの脱着を繰り返しているうちに、また1ヵ所ネジが上がってきてしまいました。
![](https://i0.wp.com/www.greengarage.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_9523_R-1.jpg?resize=525%2C394&ssl=1)
ヘリサートが入れてあるところなので取り出します。
![](https://i0.wp.com/www.greengarage.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_9527_R.jpg?resize=525%2C700&ssl=1)
ヘッドまで何回か仮組するので、4番ピストンだけ付けて最小限の構成とします。ベースガスケットは銅板製の極薄品で0.2ミリ厚です。
シリンダーを挿入します。
キャブのインシュレーターは内径の大きい1000J系純正品を使っています。このインシュレーターは使用に伴い、内径側に膨らんでくる性質があります。
よく見ると、新品時より内径が小さくなって、研磨されたポートの内径より小さくなってきています。
エンジンの腰上を分解します。
その前に、バルブタイミングを計測します。組んだ時と同じなので、カムチェーンの伸びなども特に無いようです。
エンジンの分解点検を兼ねて更なるパワーアップをします。2020年1月に現在の1200cc仕様にしてから、初めての分解です。
外装を外します。