Z1R1 T.M様 Mk2クランクへ交換 その3 エンジン復活

  

Mk2クランクへ交換する作業の3日目です。いよいよ本日完成です。

 

残りのエンジン補器類を取り付けます。

  

スターターモーターも今回新品を取り付けます。現在の純正品は高出力タイプなので、エンジン始動時のクランキングが強力です。

 

Mk2クランクへ交換するにあたり、ジェネレーター周りも一式でMk2化する必要があります。用意するのはこちらの部品です。ジェネレーターカバーなど、現在でも純正新品が買えるのはありがたいものです。マグネットローターは純正中古品、ステーターコイルは社外品です。

 

ローターにスタータークラッチを組付けます。ボルトはネジロックを塗布して組付けます。

 

スタータークラッチのボルトは規定トルクでしっかりと。緩いとかなりの確率で緩みます。

 

スターターギヤにフリクションを与えるダンパーは、3種類の厚さから選択して使います。2種類は既に生産終了なので、ストック品を使います。

 

ダンパーの厚さは最も厚い8.3ミリが必要でした。ジェネレーターボルトもネジロックを塗布して組付けます。

 

こちらも規定トルクでしっかりと。今回からMk2の太テーパーになったので、規定トルクで締めておけばまず安心。

 

ジェネレーターカバーを取り付けます。

 

丸ヘッドとMk2ジェネレーターカバーの組み合わせ。違和感なく収まっています。

 

クラッチレリーズの遊びも調整します。

 

外側Z1R、中身Mk2のエンジンが完成しました。

 

早速試運転に向かいます。

 

ガレージ周辺をぐるっと一周。

 

ヘッド周りは非常に静かです。

 

これでまた元気に走ることができるでしょう。

 

新品のヘッド、まだの方は早めに購入しておくことをお勧めします。(^^)