エンジン組み立ての続きです。クランクケースの準備は完了しました。

ミッションのギヤ類は元のエンジンの物を使いますが、クラッチハウジングなど、新品が入手できるものはなるべく新品を使って組み立てます。こちらは全てオーナーさんお持ち込みの部品です。

エンジン組み立ての続きです。クランクケースの準備は完了しました。

ミッションのギヤ類は元のエンジンの物を使いますが、クラッチハウジングなど、新品が入手できるものはなるべく新品を使って組み立てます。こちらは全てオーナーさんお持ち込みの部品です。

お持ち込みの塗装済みクランクケースを点検します。

塗装前にサンドブラストされますが、非常に細かいメディア(サンドブラストの”サンド”にあたる粉、ブラスト研磨剤)がネジ穴の奥に残っていることが多くあります。数粒でも残っているとボルトがかじるので、ボルトが折れて抜けなくなるなど致命的なダメージとなります。それを回避するために、事前に全てのネジ穴をタップでさらって点検します。

試作品がうまくいったので、次は本番用の製作です。若干モディファイしてキャッチタンクのパネルを切り出します。

溶接で組み立てます。

キャッチタンクを含め、各パーツの溶接が終わりました。

キャッチタンクのニップルはS1と同じストレートパイプ。ピボットシャフト径は、アダプターカラーでZRX400のφ20からJ系のφ16へダウン。

ZRX400純正スイングアームをベースにしたS1スイングアーム製作の続きです。今回新たに形成したキャッチタンク部分がほぼ完成しました。

キャッチタンクの容量は、レースレギュレーションにも対応する容積が確保できています。このあとニップルやドレンボルトを取り付けます。サス受けやエキセントリックなどは従来通りの予定です。仕上げはシャンパンゴールドで塗装する予定です。
