先日新規登録を終えたばかりのB2です。エンジン以外はオーナーさん自ら組み立てたので、全体のチェックと仕上げを行います。

車検時にスピードメーターとオドメーターが不動だったため、スペアと交換して通しました。今回、オドメーターを交換したら、既存のスピードメーターは動くようになりました。スピード信号はオドメーターを介しているので、スピードメーター不動の原因は、オドメーターということもあります。

先日新規登録を終えたばかりのB2です。エンジン以外はオーナーさん自ら組み立てたので、全体のチェックと仕上げを行います。
車検時にスピードメーターとオドメーターが不動だったため、スペアと交換して通しました。今回、オドメーターを交換したら、既存のスピードメーターは動くようになりました。スピード信号はオドメーターを介しているので、スピードメーター不動の原因は、オドメーターということもあります。
数年前から始まった新規車両のお越し作業ですが、ようやく登録の日までこぎつけました。車両は1982年のヨーロッパ仕様Z1100-B2です。エンジンは塗装も含めてフルレストアの1135cc化済。その他の組み立てはオーナーさん自ら行ったものです。登録もオーナーさん同伴で行きました。エンジンがちょっと変わった仕様なので事前審査はかなり難航しました。
検査当日が仮ナンバーでの初走行。自走で最寄りのヘッドライトテスター屋さんに向かいましたが、その過程でスピードメーターとオドメーターが不動と解り、急遽用意しておいたチェック用のスペアと交換します。スピードメーターの信号はオドメーターを介して繋がっているため、スピードメーターが不動の場合の原因は、センサー、オドメーター、スピードメーターの3ヶ所を疑う必要があります。
昨年、エンジンが組み上がったところで中断していた車両製作ですが、エンジンを納めてからようやく組み立てが終わったようです。
エンジン車載からその他は全てオーナーさん自ら組み立てを行った車両がこちら。いろいろいいとこどりして3個いちくらいでできています。
エンジン組み立ての続きで、ヘッドの組み立てから始めます。こちらのヘッドは別の車両用に仕立てたものでしたが、新品で組んだカムが初期のカム山摩耗トラブルを起こし、リフター摩耗→シムの飛び出し→シムがヘッドとカム山に挟まる→ヘッドに穴が開く、というトラブルがあり、それを修理したものです。
修理箇所は3番インテーク、リフターホールの手前。インナーシムだったのでその大きさに丸く突き破った感じで、きれいに破片が残っていたので金属パテで破片を貼付け復元しました。
裏から見るとこんな感じ。上からシルバーで塗装し目立たなくしました。
バルブは修理箇所のみ新品交換、あとはすり合わせして継続使用です。今回ステージ1カムになったのでアウターシム化しリフターは純正新品に、スプリングは純正中古品を使用しています。
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。年末年始も関係なくエンジンを組んでおります。
オイルポンプはハイプレッシャータイプのこちらを使います。トロコイド式の大容量ポンプなので、オイルクーラーに流れる流量が増えて、エンジン冷却効果が高まります。