こちらは先日の奥多摩朝練の時の物。車両は調子いいのですが、納車時からヘッドのノイズが大きめなので、別のもっと程度のいいヘッドに載せ替える準備をしています。

単体で入手したというポリスヘッドを点検し、程度のいいことを確認の上ウエットブラストに出します。

こちらは先日の奥多摩朝練の時の物。車両は調子いいのですが、納車時からヘッドのノイズが大きめなので、別のもっと程度のいいヘッドに載せ替える準備をしています。

単体で入手したというポリスヘッドを点検し、程度のいいことを確認の上ウエットブラストに出します。

タンクのS1加工です。素材は一番奥のライムグリーン一色の新品タンクを使います。

溶接用のブリーザーはBL-FACTORY製を使います。ほぼS1と同じ形状をしており、スチールのボスにナイロン製のニップルの構成です。

発電不良で、ジェネレーターの出力が弱いというところまでわかっている状態での修理のご依頼です。ステーターコイル交換を前提に分解点検します。

ジェネレーターカバーを外すとマグネットが激しく割れていることがわかりました。ステーターコイル自体もかなり黒焦げな状態です。割れる原因となることは心当たりがないとのこと。転倒以外でマグネットが破損するのは稀な症状です。

車両製作にあたり、先ずは基本となるフレームの加工から。一番手前のフレームがもとになるZ1000-J2ヨーロッパ仕様のフレームです。

ベース車のフレームは大きな傷があったので使用を断念、代わりにこちらのフレームを単体で入手したとこのとです。

ノーマルよりやや短いPMCカヤバのフォーク、KYB38Rの延長キットを特注しました。製作はフォーク延長キットでおなじみのアカホリエンジンサービス(旧 ウイニングラン)さんです。既に製作実績があったので、今回は長さだけ最短の30ミリに指定して製作していただきました。カヤバのノーマルキャップをそのまま使うタイプに仕上げてあり、エア圧とプリロード調整が可能です。

現状は、ノーマルより15ミリほど短いフォーク長のせいか、フロントがやや低めで、チェック走行の際にフロントフェンダーとオイルクーラーブラケットの接触がありました。峠道下りのフルブレーキング+ギャップ乗り越えの際に若干当たります。サーキットでのバンク角確保にも有効なので、フォーク延長となりました。
