ヨシムラテンプメーターのステーは、今回新たにこんな形にしてみました。

位置はオドメーターの右側で、表面を面一にしています。

電装系は動作も全て確認し、ハーネスはフレームにしっかり固縛します。

ヘッドライトケース内部の配線も、比較的スリムです。

メインハーネスを小分けにした部分は、フレーも左サイドのタンクとの隙間に通します。下側3本のコルゲートチューブがメインハーネスです。
上側は、ヘッドライトリレーハーネス、ETC関係、USB電源、スピードヒーラー関係です。

右側はこんな感じ。

バックボーン周辺。

シート下。右の方から、スピードヒーラー、IGコイル、ウオタニSP2、ETC車載器などです。

バッテリー右サイドには、ヒューテック製のミニブレードヒューズBOXを装着。

バッテリー左サイドはヘッドライトリレーです。

弊社製のFRPヘッドライトケースを装着しますが、ノーマルのツバ付きカラーを装着するには、穴を少し広げます。

ツバ付きカラーを取り付けます。これで締め付けても割れにくくなります。

電装系は、テール以外終了です。

ダミータンクを載せて、クリアランスを確認します。


さて、本題のシートブラケットの製作です。
シートとテールカウルを繋ぎ、フレームと結合するためのプレートは、3ミリ厚のジュラルミン板から切り出します。

大まかに切り出したら、後は現車に合わせて微調整します。

リヤのゼッケンプレートも切り出します。

素材は低発泡塩ビ板のフォーレックスで、強度を考え5ミリ厚を使います。
アクリルよりもかなり軽量なのが特徴です。

ゼッケンプレートと三角プレートが完成しました。

三角プレートをシート形状に合わせて更に微調整します。

テールカウルは縁の部分をカットします。

三角プレートが付きました。


車体に載せてフィッティングを確認します。


シート周りをフレームと結合するためのブラケットをカットしたシートレールの根元にセットします。

ブラケットをクランプで固定し、この状態で溶接で仮止めします。

再度、後ろから見てバランスを確認します。

ブラケットを仮溶接します。

シートを外して、ブラケットを本溶接します。

溶接完了です。

刷毛で塗装します。

塗装完了です。

挟んである白い板はダミーのゼッケンプレートです。

この後、ブラケットのネジ穴の位置を割り出して、三角プレートに穴開けして固定します。

ワークスタイプのゼッケンが付くとこんな感じになります。


