Z1000A2 K.S様 継続車検

  

この車両は平成11年製造として登録されているので、その時点の保安基準が適合されます。排気音量の規制値が厳しいだけでなく、ヘッドライトも常時点灯でなければなりません。ヘッドライトスイッチにストッパーを付けて消せなくしておけば大丈夫です。

 

継続車検を受けに自走で車検場に向かいます。

 

最寄りのヘッドライトテスター屋さんで光軸を調整し、検査の受け付けを済ませて検査ラインに入ります。

 

車検自体は問題無く終わりましたが、車体番号が判別しづらいということで、0番コースで再度車体番号を詳しく検査することに。フレームが再塗装されて車体番号が薄くなっているため、正規の書体との確認に手間がかかりましたが無事に合格となりました。次回以降も毎回同じようなことが起こると考えられます。車体番号は鮮明に読めるようにしておく方が賢明です。車体番号が正規と判別できないと判定された場合、車検を拒否されたり職権打刻となったりすることもあります。

  

おそらくフレーム塗装の際に磨いてしまったのでしょう。施工には注意が必要です。

 

ガレージに戻ります。走行はいたってスムーズで問題ありません。リヤサスは固いので、改善するとよいでしょう。

 

こちらが車検証の備考欄です。保安基準適用年月が平成11年となっており、登録の際に車両製造年を昭和53年としないで安易に登録したためです。一旦登録すると正しい製造年には変更できません。