新しく入手されたとのことで、簡単なチェックのご依頼です。ガレージ周辺で試乗もさせていただきました。

シフト操作が硬かったので、チェンジリンクのレバー比を変更することに。幸い、ロッドエンドの穴が複数あるタイプでした。

新しく入手されたとのことで、簡単なチェックのご依頼です。ガレージ周辺で試乗もさせていただきました。

シフト操作が硬かったので、チェンジリンクのレバー比を変更することに。幸い、ロッドエンドの穴が複数あるタイプでした。

ダイマグ用スプロケットキャリアのアルマイトが完成しました。右の6個がスプロケキャリアです。上段はスプロケットが外側に付くタイプでアウタータイプと称しています。キャリアの厚み分だけスプロケットは外側にオフセットされ、今回製作したものは厚さが10ミリです。下段はダイマグ標準と同じくスプロケットが内側に付くタイプでインナータイプと称しています。左端はリヤS1ローター用のインナーローター兼ハブです。

ベアリングを圧入します。

ワークスタイプのクラッチレリーズシステムを製作します。ミッションカバーにシフトシャフトのガイドを溶接するので、新品のカバーを使います。

ダミーのエンジンにカバーと治具をセットします。

シフト周りの部品を点検します。ギヤのワッシャーが押されて大きく変形していたので、シフトに何か問題があったのだと思います。

シフトドラムのカムをよく観察します。2~5速までは山型のカム突起の頂上でフォーク位置を保つ構造です。そのためそのカム山頂上の平面部分の両肩が摩耗して狭くなるとギヤ抜けし易くなります。このシフトドラムの場合、既に2速・3速・4速のカム山の摩耗が進んでいる状態です。

弊社で設計し、外注で加工した物がいくつか仕上がってきました。今回製作したのは、旧ダイマグ用のスプロケットキャリア2種類と、レース用ダイマグの右側ハブベアリングホルダー兼インナーローターです。スプロケキャリアはスプロケットがキャリアとホイールの間に付く標準タイプ(これを仮にインナータイプと呼びます)と、スプロケが外側に付くアウタータイプの2種類です。アウタータイプはキャリアの厚さ分チェーンラインがオフセットされます。

裏側はこんな感じ。このあと仕上げにアルマイトします。
