ヘッド単体でバルブクリアランスを調整します。インナーシムなのでシム交換のたびにカムを外す必要があるので、作業性のいいヘッド単体の状態で行います。

カムを取り付けるとどこかのバルブがヘッドの面より下に飛び出すので、木片をかませてヘッドを少し浮かせておきます。

ヘッド単体でバルブクリアランスを調整します。インナーシムなのでシム交換のたびにカムを外す必要があるので、作業性のいいヘッド単体の状態で行います。
カムを取り付けるとどこかのバルブがヘッドの面より下に飛び出すので、木片をかませてヘッドを少し浮かせておきます。
分解時の点検で、カムホルダーネジのトルク抜けが数か所あることがわかっています。既に4ヶ所にはヘリサートが入っていましたが、それでも一部はネジ山が上がってきていました。
ヘリサートが入っていてもトルクが抜けている部分のヘリサートを取り出します。
エンジン組み立ての続きです。ミッションカバーを取り付けます。
フロントスプロケを取り付け、チェーンを掛けます。10ミリ長いロングアウトプットシャフトを使用しているため、チェーンラインを5ミリオフセットにする場合は、このように5ミリオフセットスプロケを裏返して使用します。
エンジン組み立ての続きです。シフトシャフトはサビが多いのでボール盤にくわえて耐水ペーパーで研磨します。
研磨後はこちら。サビや傷があると、カバーを付ける際にオイルシールを痛めてしまうので。
エンジンの塗装が完成しました。今回の塗装は北海道旭川のエアーペイントタカノさんによるガンコート仕上げです。エンジンの色は一見単純な黒ですが、できるだけ純正っぽく仕上げていただくため、事前の色見本を使っての打ち合わせ経て、色味と艶の具合にこだわっていただきました。マスキングもできるだけ純正と同じようにしていただきました。
シリンダーやヘッドなど、その他の部品は順次お見せします。