Z1000J1 A.T様 タコメーターとスピードメーターセンサーキット交換 エンジン腰上組み立て後のチェック走行

 

交換用に付けたタコメーターに不具合があったので、また別のタコメーターに変更します。手持ちできれいめなのは残り2個。動くかどうか未確認のものです。手前は現行のスピードメーターセンサーキットです。スピードメーターが動かなくなった原因はおそらくセンサーの故障かと。これは更新します。

 

次に試すタコメーターはこれにします。文字盤などは比較的きれいなものです。

 

裏カバーを外しますが、スポンジが張り付いて分解も容易ではありません。

 

スポンジのカスをスクレッパーなどで取り除きます。

 

きれいになりました。

 

カバーは軽くサンディングして塗装します。

 

しばし乾燥。

 

次にスピードセンサーを交換します。

 

現状は初期型が付いています。小さい磁石が沢山ついているタイプで、中間にアンプはありません。

 

センサーと磁石の板を外します。

 

現行のセンサーキットに交換します。こちらのトリガーは磁石ではなくて2枚羽の鉄板です。ボルトには必ずネジロックを塗布します。使用しているボルトも高強度ボルトです。

 

規定トルクで締め付けます。

 

センサーをセットします。センサーギャップは約1.5ミリとしてください。

 

センサーとメーターの中間にスピードヒーラーが付きます。これはセンサーで拾った信号に任意の係数をかけて出力してくれる装置です。J系でこの車両のような構成の場合、係数は約330位です。あとで走行チェックして校正します。

 

タコメーターの塗装が乾きました。

 

先日付けたメーターを外します。

 

配線を付け替えます。

 

次のタコメーターを取り付けます。

 

チェック走行に向かいます。

 

今回はスピードメーターもタコメーターも正常に動作しました。エンジンも調子よく回ります。

 

ガレージに戻り、昨日組み上げたエンジンからのオイル漏れが無いことを確認します。

 

オイル漏れは全て直りました。

 

これで今回の作業は完了です。