Z1000A G.S様 薄型ジェネレーター取り付け

ピストンは中古で入手したワイセコφ70ミリを使用します。

 

サークリップを取る際に付いたと思われるキズがピストンピン穴にあるので修正します。

 

ピストンリングは新品交換します。

 

ピストンをエンジンにセットします。

他にも、オイル取出しやブローバイカバー内のオイルセパレーターなども。

 

キックシャフトは省き、市販のブラインドプラグを取り付けますが、

寸法が大きめなのでプレスで圧入します。

 

エンジンに取り付けるとこんな感じです。

 

ドライブスプロケットを取り付けます。

アウトプットシャフトはMk2純正品に交換したので、スプラインはスプロケットの厚さ全部に掛かるようになります。

 

周り止めのワッシャとナットもMk2純正が使えます。

 

これでスプロケットの締結強度が増し、信頼性が上がります。

 

クランクもMk2純正に変更したので、ジェネレーターはおなじみの薄型タイプが取付可能となりました。

 

ベアリングも径が変わりMk2用となります。

 

ローターの取り付けボルトサイズも上がり、締結強度もアップします。

 

付属のボルトが奥まで入るか先ず確認します。

 

付属のワッシャーは、スパナが掛けやすいよう、2面を削っておきます。

 

J系と同じボルトサイズなので、J系の規定トルクでしっかり締め付けます。

 

取り付けボルトは全てネジロックを併用します。

 

ステーターコイルも締め付けを確認します。

 

ハーネスのガイドプレートは、Mk2純正を流用します。

 

流用するプレートはこちらです。

 

ハーネスにグロメットを通し、十分脱脂してから液体ガスケットを塗布します。

 

カットカバーを取り付けます。

 

これで、筑波サーキット1分6秒台くらいまでは接地しないで走れるでしょう。