フレームの加工に入ります。

左エンジンマウントの内側にあるステーは、バッテリーケースの支えになりますが、作り変えるので削除します。

フレームの加工に入ります。

左エンジンマウントの内側にあるステーは、バッテリーケースの支えになりますが、作り変えるので削除します。

外注していたスプロケキャリアの修理品とその周辺部品が完成しました。ベアリングの外輪が回ってしまったものの修理が発端ですが、チェーンラインやホイールセンターの修正も兼ねてこの図のような計画を立てて修理・製作していたものです。

完成品はこちら。修理したダイマグの現行タイプスプロケキャリア、追加工したキャリパーサポート、その他新規のカラー4点です。

エンジン腰下を組み立てます。事前のチェック走行ではギヤ抜けなどありませんでしたが、シフトドラムはやや摩耗していました。やはりこの機会にシフトドラムは新品にしておきます。

ドラム以外のフォークなどは問題ないので継続使用です。

カムとピストンは、ストックしてあったこちらを使うことにします。

カムはWEBのグラインドNo.110の中古品です。リフトはエキゾースト、インテークともに約10ミリなので、ヨシムラでいえばST-2クラスのハイカムです。

続いて、チェック走行でガタを感じたフロント周りを分解点検します。

アッパーステムのボルトは手で緩む状態でした。これもガタの原因かもしれません。フォークを外しますが、B2のフォークは特徴があります。ロアステムの上側に左右フォークを連結するホースが付いている部品、「イコライザー」がありますが、インナーチューブにはその高さに穴が開いており、中のエアーこのイコライザーを通じて左右同じ内圧になる仕組みです。エアの入り口はイコライザーの片方に1個だけ付いています。
