スペアエンジンの走行チェックのため、保安部品を取り付けて公道仕様にします。

ゼッケンを外してウインカーとヘッドライトを取り付けます。

バルブタイミングを調整します。先ずは4番ピストン上死点を割り出します。ダイヤルゲージの針の動きを見ながら、だいたい上死点のところをゲージの目盛りのゼロにします。
クランクを少し戻し、正回転でゼロの手前0.1ミリのところでクランク角を読みます。
カムは手持ちの中古品の中から比較的ホットなやつを選びました。WEB製のグラインドナンバー109です。
WEBカムは端面にメーカー名とタイプの刻印があるのでそれで識別します。インテーク、エキゾーストともにグラインドナンバー#109です。
スペアエンジン製作は、最後のパート、ヘッドの製作に取り掛かります。使用するのは在庫ヘッド中の最も程度のいいこちらのヘッドです。
ほぼ完品と思っていましたが、1ヶ所フィン欠けが見つかりました。1番プラグの直ぐ近くです。
ミッションとクラッチを分解点検し、ベアリングを交換します。
先ずはインプット側を分解。このエンジンは入手時に実際に車載して問題無く走ることを確認していたものです。その際、ミッション、クラッチも特に異常はありませんでした。