今回はクラッチレバーの操作力を軽くします。

車両はJ1なので、クラッチレリーズはMk2と同じ構造のタイプです。

サビサビのタンクは、サビ取り剤を入れて一晩経ちました。どこまで落ちたでしょうか。

まだ所々点々とサビが残っていましたが、表面はかなりあばたになっています。もう少しサビ取りしたいところですが、サビが酷いタンクに長時間サビ取り剤を入れておくと、場合によっては深いサビが溶けてピンホールとして貫通することがあります。極わずかなサビは実用上あまり問題無いので、サビ取りはここまでとしておきます。

20年間倉庫で眠らせていたというこちらの車両を起こすことになりました。合わせてエンジンのオーバーホールとローターやバックステップなを弊社のAMA仕様にするというご依頼です。

マフラーを外します。

今回の最終の作業です。ミッションカバー辺りからのオイル漏れの修理です。既にエンジンオイルが入っているので、車体を右に傾けて作業します。

スプロケカバーを外します。

作業の続きです。

オイルクーラーの取出しパイプを取り付けます。使用するOリングはφ18ミリが2個、φ9ミリが1個です。J系初期のモデルには、小さい方のOリングが無いクランクケースもあります。小さい方のOリングは、ネジ穴がメインギャラリーと通じており、ボルト穴に油圧がかかるため必要になります。
