Z1000Mk2 N.N様 継続車検と発電不良の修理

 継続車検のご依頼です。合わせて、最近懸案となっていたバッテリーが上がりやすいとう問題を修理します。

 

先ずは、現状把握し易いよう、ヨシムラのマルチメーターを追加します。センサーをエンジンに取り付け、配線にはガラス編組シリコンチューブを通して断熱します。

 

配線はキャブの間を通してエンジン上へ導きます。ヘッド周辺は120℃前後になるので、エンジンに触れるものは必ず耐熱性の高い素材を選びます。

 

メーター本体はステムボルト上にマウントします。キーホルダーがあっても大丈夫な位置です。

  

電源を入れて動作チェックします。

 

続いて車検整備。前後のブレーキフルードも交換します。

 

ワークスバックステップの軸もグリスアップ。

 

翌日は車検場へ。往復の走行でバッテリー電圧がたまに12V以下に下がるのを確認。発電がたまに悪くなるようです。

 

行き帰りの走行でエンジンにノッキングがあるのを確認。ウオタニを確認すると点火時期ダイヤルが2番になっています。

 

点火時期ダイヤルを「0」にセット。これでノッキングは収まりました。ここは特にいじらないように。

 

ガレージに戻り発電系統の点検をします。バッテリー上りが頻発し、バッテリーは新品交換済み、レギュレーターも既に点検済みで異常無しというこれまでの状況。

 

残る疑わしい個所はステーターコイルなので、分解点検します。3相のリード線で測った発電量や抵抗値では特に問題は発見できませんでしたが、一目見て異常な黒い色をしています。

 

発電不良の原因はステーターコイルの焼損と判明。ようやく改善できそうです。

 

新品のコイルを取り付けます。

 

ジェネレーターカバーを復元します。

 

エンジンを始動。1500rpmでも14Vを発生。もうこれで大丈夫。

コメントを残す