前回の整備で、フロントフォークのインナーチューブにキズと曲がりがあることがわかっていました。今回、ドナー用フォークが見つかったとのことで、インナーチューブのみそれと交換します。

フォークを外します。

前回の整備で、フロントフォークのインナーチューブにキズと曲がりがあることがわかっていました。今回、ドナー用フォークが見つかったとのことで、インナーチューブのみそれと交換します。
フォークを外します。
前回のフォークオーバーホール作業の際、インナーチューブに曲がりとキズが多いことがわかっていました。そこでドナー用のフォークを入手されたとのことで点検します。車両はZ1000R1ですが、キャリパーブラケットの形状の違いからこちらのフォークはZ1000Jと解ります。
分解前に左右それぞれ見える部分の振れを計測します。キズはかなり少なく状態は良さそうなので期待が持てます。
今回の最終の作業です。ミッションカバー辺りからのオイル漏れの修理です。既にエンジンオイルが入っているので、車体を右に傾けて作業します。
スプロケカバーを外します。
作業の続きです。
オイルクーラーの取出しパイプを取り付けます。使用するOリングはφ18ミリが2個、φ9ミリが1個です。J系初期のモデルには、小さい方のOリングが無いクランクケースもあります。小さい方のOリングは、ネジ穴がメインギャラリーと通じており、ボルト穴に油圧がかかるため必要になります。
エンジン組み立ての続きです。シリンダー下面のガスケット剥がしが終わりました。この面だけで約4時間かかっています。
オイルストーンをかけて面を均します。