先日、九州宮崎から3回目のご来店となりましたが、作業後、今年の5月熊本にあるHSR九州で毎年行われている「鉄馬」に初参戦なさったときの話題で盛り上がりました。

ここからはその時の様子です。パドックは広々としていて参加車両も皆本格派。

先日、九州宮崎から3回目のご来店となりましたが、作業後、今年の5月熊本にあるHSR九州で毎年行われている「鉄馬」に初参戦なさったときの話題で盛り上がりました。

ここからはその時の様子です。パドックは広々としていて参加車両も皆本格派。

今回は弊社でストックしていたDYMAGホイールを買っていただいていたので、ローターなどS1仕様にして着せ替え用に準備、都合が付いたところでトランポで車両をお持ち込みいただきました。はるばる宮崎からです。

先ずはフロントホイールを交換します。こちらは基本的にボルトオン。

2年前に製作したこちらのワークスS1仕様車両ですが、九州の鉄馬参加の際に指摘された部位を対策します。

フロントスプロケ周りはワークスS1をモチーフに製作してあるので、外部からフロントスプロケが見える仕様になっています。リヤスプロケの手前はレギュレーションでガードを付けることが義務付けられていますが、フロントスプロケに対しては特に規定がありません。ですが車検の際にガードを付けるように指示されたとのことで、今回製作します。私のレーサーと同じ仕様なので、私の車両を使って形状を検討します。ボルトオンで付けたいので、ガードのベースはこんな形にしました。

特注していたフロントのS1ローターのアウターローターが入荷しました。先日入荷していたのですが、輸送中の事故により届いた時には変形しており、作り直しとなっていたものです。ワークスS1同様に切れ目が入っているため、無理な力が加わると簡単に変形してしまうので、取り扱いには充分注意してください。実際の使用に当たっては、長年サーキットでもテストしてきているので耐久性もかなりあり、走行に伴う歪の発生は極僅かです。

取り付けボルトはM6の皿ビスを使います。高温になる場所で固着し易く、6角穴が小さいので緩める時に6角穴を舐めやすいため、スレッドコンパウンドを付けて締めて下さい。

現状はドレミモーリスで仕立てていますが、スペアとしてDYMAGを前後セットで準備することになりました。

先にリヤのアウターローターが完成しているので取り付けます。
