S1キャリパーの出荷に向けて組み立てします。
先ず、フレア加工されたブレーキチューブなどとの接続箇所には、この真鍮製のコマを圧入します。
通常は母材に逆テーパー形状を直接作り込みますが、製作のし易さを考慮して先端テーパー形状のコマを軽圧入する構造になっています。
もし傷ついた場合は、ドリルで揉み取り、新たなコマに交換することになりますが、補修用部品は無いので新規に製作することになります。
S1キャリパーの出荷に向けて組み立てします。
先ず、フレア加工されたブレーキチューブなどとの接続箇所には、この真鍮製のコマを圧入します。
通常は母材に逆テーパー形状を直接作り込みますが、製作のし易さを考慮して先端テーパー形状のコマを軽圧入する構造になっています。
もし傷ついた場合は、ドリルで揉み取り、新たなコマに交換することになりますが、補修用部品は無いので新規に製作することになります。
エンジンオーバーホールの為、エンジンを下ろします。
マフラーは後半がかなり加工されていますが、集合部のジョイントからは排気漏れするとのこと。アルミテープが巻かれています。
S1キャリパーのフルレプリカモデルを販売します。
購入や詳細については、直接弊社までお問い合わせください。
取り扱いには専門の知識と技術が必要です。
取り付けは弊社か、実績のあるプロショップでのみ行ってください。
1台分2個の構成部品はこちらです。(パッドレス)
価格については、未組立品、完成品、アルマイト色変更など、それぞれ仕様が異なりますので現在検討中です。
パッドは当時のトキコ製カワサキレース用が適合します。
トキコ製パッドの入手も可能ですが、数量は保証できません。
その他に、V-MAX初期型用も適合しますが、摩材の位置が異なるのでキャリパーサポートはそれに合わせた設計が必要です。V-MAX初期型用にはデイトナゴールデンパッドなどの市販品があります。
交換予定の部品と点検、それから改造のため、既存の部品をどんどん外していきます。
タンクにはS1タイプのブリーザーが付いていますが、ホースにはチェックバルブがありません。このままでは転倒時などの逆流を止められないので危険です。
バイク用には完全にワンウェイにならない1.5ウェイ的な専用のチェックバルブが必要です。
例えばこのようなチェックバルブが適切で、フリーで導通のある向きを外からタンク内への吸い側に。逆方向は抵抗がありつつもわずかに導通するタイプです。
このような1.5ウェイのチェックバルブでないと、エンジンを止めた後の熱によるタンク内圧の逃がしができなくなり、タンクが膨張したり油面が上がる原因になります。