バイクをトレーラーで運ぶことも多いのですが、現在のヘッドはフォードのE150です。

そのひとつ前はダッジバンでした。

エンジンが組み上がったので試運転に向かいます。
走りだして直ぐにトラブル発生。2速にシフトアップできません。ガレージに戻って点検すると、ロッドエンドがピボットシャフトのナットと干渉するようです。
継続車検に合わせてマイナートラブルの修理です。
ヘッドカバーのカムプラグのところからオイル漏れしています。一度直していますが、数年で漏れてきてしまいました。
エンジンの塗装関係が完了しました。黒い部分はセラコートです。
ほぼ純正同様な仕上がりとなりました。黒いところは黒、光るところはポリッシュ、といった感じ。セラコートは塗膜が薄いので純正のような質感、加えて塗装が非常に強いです。
いよいよ大詰めです。ここでチェーンの張りをチェックします。この車両の場合、スイングアーム下側に補強バーがあるので、チェーンがバタつくと干渉し易いと思いますが、チェーンを張り過ぎるのはベアリング破損などの重大なトラブルに繋がるので注意しなければいけません。
車両ごとに適正なチェーンの張りを確認する方法は、リヤショックを切ってこのようにスイングアームを持ち上げ、アウトプットシャフト、ピボットシャフト、アクスルシャフトの3軸が横から見て一直線になるようにし、このときチェーンの弛みがほぼ0になるよう調整します。むやみに張り過ぎるとこの状態になった時にチェーンに強大な力が掛かり、大抵はベアリングが破損するので要注意。