エンジンのオイル漏れ修理は終わりました。残る作業は動かなくなったタコメーターの修理です。

現状はウルトラ製のクラブマンです。ステッピングモーター駆動なので、イグニッションONでオープリング動作するはずですが、全く動きません。エンジンをかけても不動です。但し、照明は付く状態。

エンジンのオイル漏れ修理は終わりました。残る作業は動かなくなったタコメーターの修理です。

現状はウルトラ製のクラブマンです。ステッピングモーター駆動なので、イグニッションONでオープリング動作するはずですが、全く動きません。エンジンをかけても不動です。但し、照明は付く状態。

お持ち込みのサンクチュアリ製ハイプレッシャーオイルポンプを取り付けます。ポンプはノーマルのギヤ式から一般的なトロコイド式に変わり、油圧と油量が大幅に増加します。一般使用でも油温低下の効果が期待できます。

バイクはエンジン腰上を分解組立終了した直後で、マフラーを付ける前に少し寝かして作業を行います。

固着したベースガスケット剥がしの続きです。前回はここまでで2時間かかりました。スタッドボルトも一旦抜いて、作業性のいい状態で臨みます。

こちらがオイルリークの跡の一部です。4隅4本のシリンダースタッドはオイル通路となっているので、内部から油圧が掛かります。ガスケットとケースのアルミが貼り付いていればオイル漏れはおきませんが、剥離してくるとこのようにオイルが隙間を通って漏れ出てきます。硬いガスケット材とボーリングして幅の狭くなったケースにより、数年間のヒートサイクルで剥離して漏れ出てきたと思われます。今回は別のガスケットを使用して組み付けます。

エンジンからのオイル漏れ修理のご依頼です。エンジンは2015年に弊社で改造したもので、φ75ミリJBピストンとWEBカムが入っています。オイル漏れのヶ所は、シリンダーベースのガスケット辺り、センターと両サイドからといったところです。

マフラーを外し、エンジンオイルを抜きます。
