S1ローターの部品が揃ったので仮組みします。アウターローターはプラスミューに特注したステンレス製で、フロントはφ330ミリ、リヤはφ234ミリです。インナーローターは、フロントが弊社オリジナルの高強度アルミ鋳物製、リヤはジュラルミン削り出しです。

ベアリングはS1同様にインナーローターに圧入します。サイズも純正に対し2サイズほどアップした6205を使い、スパンもほぼ2倍となるため、フロントアクスル周りの剛性はかなり向上します。ちなみにホイール側のベアリングは外してがらんどうになります。

S1ローターの部品が揃ったので仮組みします。アウターローターはプラスミューに特注したステンレス製で、フロントはφ330ミリ、リヤはφ234ミリです。インナーローターは、フロントが弊社オリジナルの高強度アルミ鋳物製、リヤはジュラルミン削り出しです。
ベアリングはS1同様にインナーローターに圧入します。サイズも純正に対し2サイズほどアップした6205を使い、スパンもほぼ2倍となるため、フロントアクスル周りの剛性はかなり向上します。ちなみにホイール側のベアリングは外してがらんどうになります。
最近のS1シート製作の記事をご覧になってご依頼がありました。スペアのシートを弊社の実車S1シートデザインに加工し直したいとのことです。現状も既にS1化されているシートがベースです。
スポンジの形状はかなり変わるので、表皮も作り直しとなります。先ずはシートの分解から。専用のステーブル抜きで針を抜いていきます。
キャブセッティングまで行いたいので、先にエンジンの慣らし運転に向かいます。
新品のCR33はスロー系統を仮調整してからそのまま中央道へ。
タンデムステップのアルマイトが完成しました。素材はZRX1100純正なので、少しスペシャル感があるようにマグっぽい色にしてみました。
車体に取り付けます。
取り付け用のボスはこんな感じでフレームに溶接しています。
左側はこんな感じ。実用的になるべく低めにしました。
右側は油圧のブレーキスイッチと干渉するので逃げを作ります。
タンデムステップの根元をこの位削ります。
取り付けるとこんな感じ。
逃げ部分はこんな感じです。これでも剛性は十分にあるので大丈夫です。
続いてリヤのキャリパーサポートが完成したので取り付けます。トルクロッドはS1っぽく平板で製作しました。
サポートを取り付けます。
キャリパーにホースを固定し、フルードを入れてバキュームポンプで引きます。
エア抜きはブリーザーを上に向けて行います。
リヤブレーキが完成しました。
塗装中のスイングアームの納期が遅れているので、先にこの仮のスイングアームで慣らし運転をすることに。チェーンを取り付けます。
アウトプットシャフト側にあるスピードセンサーはこんな感じです。
試運転に向かいます。
ローター、タイヤ共に新品です。
今回エンジンもニューペイントしました。
各部が新しいので、エンジンに火を入れて走行すると新車の香りがしてきます。
試運転を終えてガレージに戻ります。週明けの天気のいい日にエンジンの慣らしとキャブセッティングをする予定です。完成まであともう少し。