4年前に作ったS1仕様から、今回はワークスS1仕様に変更します。

外装を外します。

現在は4年前に製作したS1仕様ですが、今回は各部をワークスS1仕様に変更します。こちらも肩のケガで長期間入庫をお待ちいただいた車両の中の1台です。
先ずはスイングアームから。お持ち込みのこちらのフルレプリカ品に交換します。
ワークスS1化のカスタムを進める計画、本日部品の準備状況を改めて確認しました。ようやく半年遅れで始められそうです。
S1ローターの部品が揃ったので仮組みします。アウターローターはプラスミューに特注したステンレス製で、フロントはφ330ミリ、リヤはφ234ミリです。インナーローターは、フロントが弊社オリジナルの高強度アルミ鋳物製、リヤはジュラルミン削り出しです。
ベアリングはS1同様にインナーローターに圧入します。サイズも純正に対し2サイズほどアップした6205を使い、スパンもほぼ2倍となるため、フロントアクスル周りの剛性はかなり向上します。ちなみにホイール側のベアリングは外してがらんどうになります。
最近のS1シート製作の記事をご覧になってご依頼がありました。スペアのシートを弊社の実車S1シートデザインに加工し直したいとのことです。現状も既にS1化されているシートがベースです。
スポンジの形状はかなり変わるので、表皮も作り直しとなります。先ずはシートの分解から。専用のステーブル抜きで針を抜いていきます。