モトマーチンZ F様 リヤショック取り付け検討

スピードメーター設定のため、フロントタイヤの外径を計測します。

 

17インチなので1838ミリとなりました。この数値をメーターに入力します。

その他10項目以上の設定箇所がある多機能メーターです。

メーターの右下には、ETCのアンテナとインジケーターを設置。

 

ブラケットはメーターに揃えてステンレス板で製作。

 

クリップオンハンドルですが、左は少しガタがあるようです。

ネジ式のエンドキャップを奥に締め付けボルトがあるとのこと。

 

緩んでいたようで、締め付けするとしっかり固定されました。

 

エンドキャップのネジには、固着防止にグリスを塗っておきます。

 

フロントカウルを装着します。ライダーからの景色はこんな感じです。

 

カウルやスクリーンとメーターのクリアランスも大丈夫です。

 

続いて、リヤショック交換の検討です。

お持ち込みのリヤショックが取り付け可能か検討します。

 

スイングアーム側のマウントボルトはサイズダウンされた1本もの。

スペーサーでφ12ミリ穴にφ10ボルトがセットされています。

フレーム側はM12ボルトでした。

 

リヤショックを外します。他車流用とのことですが、詳細は不明。

 

下側のザックス製がお持ち込みの物。減衰調整が付いています。

スプリングの素線径・巻径は同じ位ですが、巻数が3割ほど多いので、

バネレートは約3割減といったところ。

 

フレーム側は幅をシム調整すればOK。ボルト径は同じです。

 

スイングアーム側はエンドアイの幅が違うのでスペーサーが必要です。

ボルトは本来のφ12ミリにすればOKでしょう。

 

リザーバータンクはフレームのこの辺りに取り付けできそうです。

 

跨ってみるとかなり沈むので、プリロードを最強にしてみます。

 

再度組み込み、サグをチェック。走行はできそうです。

ダンパー調整は最強でも少し柔らかい感じ。

 

スイングアームの垂れ角からすると、

もう少し長いショックで車高を稼いだ方がいいかもしれません。

 

リヤショックを元に戻します。

交換用ショックについては再考が必要かもしれません。