レストアとカスタムのご依頼です。この状態で入手されたとのことで、もう少しお好みのスタイルへの変更と、安心して乗れるように電装品全交換などのレストアを行います。
ホイールはお持ち込みのダイマグに前後とも交換します。こちらのダイマグはビモータに付いていたものだそうですが、1970年代当時のレーシングモデルのラージハブタイプでしたので、S1に使用されていたものとほぼ同型です。状態も非常に良く、塗装もおりじなるのままきれいに残っています。今回1000Jに取り付けるにあたり、ハブ周りはこのホイールに合わせて新規にワンオフ製作、ローターは弊社のS1タイプを同じくワンオフ製作し取り付けたものです。ベアリングも新品交換済み。
ダイマグホイールのメイキングは過去ブログのこちら その1 その2 その3
現在のホイールはヤマハ系の純正流用のようです。
上下ステムは幅が広いニンジャ系流用のようです。
フロントフェンダーはスペーサーを介して取り付けられています。
今回、ステムはZ1000R1純正に交換します。オフセット50は18インチとの組み合わせもベストで、ヘッドライトステーなども純正を使えば、ヘッドライトやメーター周りの収まりが一番いいと思います。
フロント周りを分解していきます。
ヘッドライトのマウントも、かなり苦労したようですね。
外装も外します。
メインハーネスなど電装品も外します。こちらのカプラーは固くてなかなか外れませんでしたが、内部で溶着していました。
真ん中の端子周りが溶けているのがわかります。電装品更新も今回がちょうどいい機会でした。
フロントマスターのリザーバータンクからはフルードが漏れています。こちらも修理します。
フォークも外してステムだけになりました。
ホイールなどが付いていた状態ではよくわかりませんでしたが、ステムだけにすると中央でクリック感があり、全体的に動きが渋いです。こちらもオーバーホールが必要な時期でしたね。
ステムを外します。シャフトは上部が加工されて高さと径を合わせていたようです。