11月1日のTOTまであと1ヶ月弱、練習走行にやってきました。今日も22番さんと2台体制です。
22番さんは前回最終コーナーでコースアウトして転倒しましたが、体もマシンも大事には至らず、今回から復帰します。
ある方からあまり使用していないというカメラを数台提供いただいたので、2台それぞれに車載カメラを装備できるようになりました。#21のこちらは自前のDJIアクションカメラ最新版、OSMO ACTION 5 PRO。フロントにセットします。メーターを画角に入れ込むと情報量が多い映像になるのですが、ライダーの伏せ姿勢に支障があったり、メーターがカメラの視界を一部さえぎったりするので、カメラポジションとレンズの広角度合いの調整など、それなりにテストが必要になるのです。
リヤはちょっと古いInsta360 X3をテールカウル上にセット。こちらは360°映像を撮るのでカメラの向きなどはあまり気にしないでも全て撮れるので大丈夫です。フロントもこの360°カメラを付ければいいのではと思いますが、この縦長形状がゆえにマウントが難しいという欠点があります。それぞれカメラは脱落してもコースに落とさないよう、「命綱」を付けてあります。
#22のフロントにはGoPro HERO10 Blackをセット。こちらも以前のモデルですが、4K動画が撮れ、手振れ補正機能に優れるハイスペックなカメラです。
人間はエアバッグを装備して万全に。ブランドはhit-air RS-1で、レース用のモデルです。ユーザーに聞くと、エアバッグを付けていれば転倒してもケガをする気にならないとのこと。初めてなら一度膨らます体験をしておくといいそうなので、今度動画を撮りながらやってみたいと思います。TOTのレースでは、22歳以下と55歳以上のライダーに今年から義務付けとなったので使い始めましたが、今までは煩わしいのとツナギの一部が隠れてしまうなどの理由で着けていませんでした。着けてみると意外に違和感も無く、ライディングには全く支障がない感じです。
この日の走行は2本。#22番さんも前回の転倒の影響は無いようで、徐々にタイムを上げてきました。タイムが上がるにつれ、ライン取りに無駄が見られず、フォームも改善してきたので後ろから見てカッコいい感じになってきましたね。
撮影班は後ろにピッタリ付けて追走します。走行後には自分の走りを動画で確認、客観的に見ることができるようになります。