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Z1000J2 N.S様 スピードセンサーキット取り付け

 

弊社のスピードセンサーキット取り付けのご依頼です。現在2016年からの初期モデルが付いていますが、故障のため2018年から始まった現行モデルに交換します。

 

2018年からの現行モデルはこちら。スピードヒーラーを使った任意調整可能なモデルです。私のレース車両にも使用しており、度重なるサーキット走行でも今のところ不具合出ていません。ユニットは多少ばらつきがあり、過去に数台の故障はありました。

 

スプロケカバーを外します。既にセンサーは取り外されていますが、トリガーの円盤は残っていますね。

 

トリガーを外します。アルミの円盤にはマグネットが埋め込まれています。これをセンサーで拾い、直接メーターに信号を送るシステムでした。

  

新しいセンサートリガーを取り付けます。J系前期モデルのボルト止めタイプにはロックワッシャーが付かないので、ボルトにネジロックを塗布して取り付けます。

 

規定トルクで締め付けます。

 

センサーを取り付けます。

 

センサーギャップは1~3ミリ程度に設定します。

 

キットのハーネスを取り付けます。接続はヘッドライトケース内でカプラーオンです。

 

スピードヒーラーユニットは、バッテリー周りの空きスペースに設置します。

 

電源を入れると現在の設定値が順に表示されます。今回の場合は、「A」(チャンネルA)→「P」(プラス側係数)→「330.0」(設定係数)という順番です。校正方法は、実際のスピードとメーターの誤差分を比例でこの係数を調整します。

 

センサーはトリガーを検出すると、オレンジのインジケーターランプが点灯します。故障したかなと思ったら、先ずはこちらを確認してみてください。

 

リヤタイヤをジャッキアップしてエンジンを掛け後輪を回して動作確認します。今日は雨なので、後日実走でメーターの校正をお願いします。

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