エンジン組み立ての続きです。シリンダー下面のガスケット剥がしが終わりました。この面だけで約4時間かかっています。
オイルストーンをかけて面を均します。
上面もガスケットを剥がしてオイルストーンで均します。これでシリンダーの下準備は完了です。
続いてヘッド。こちらはコストを抑えるため、問題無ければ今回分解はしない方向です。
上面のガスケットを剥がします。
カムホルダーネジのトルクチェックをします。ヘリサートは入っていませんが全て大丈夫でした。
リフターを外してヘッドを反転します。
燃焼室のカーボン堆積も多いので、バルブは付けたままできる範囲でカーボンを落とします。
ガスケットリムーバーを塗布し、カーボンを浮かせます。
ワイヤーブラシでカーボンを削り落とします。
3回ほど繰り返してやっとこの状態まできました。
細かいところはスクレッパーも使ってカーボンを落とします。
カーボン落とし後はこんな感じ。
エンジン腰上を組み立てます。先ずはシリンダーを挿入します。
ガスケットなどをセットします。
ヘッドを取り付けます。
カムを取り付けます。
バルブクリアランスを調整します。
ヘッドカバーを取り付けます。これでエンジン本体は完成です。