ミッションカバーを外してアウトプットシャフトのベアリングの状態を確認します。
ベアリングボールのケージは無くなっており、ボールが片側によって隙間が広がっています。レースの転動面とボール表面は傷だらけです。
もう一度、シャフトのガタはこんな感じ。この状態で走っていたということです。
修復は最小限の作業で済ますことになり、先ずはオイルパンを外して異物がどれだけ出てくるか確認します。因みに抜いたオイルにはキラキラ光る細かい金属粉が多少ありました。
外したオイルパンはこちら。
細かい異物は少ないので、前回のオイル交換でオイルと一緒に出て行ったと思われます。
残っていたのはボールのケージの残骸です。こういう破片がミッションのギヤに噛み込んで歯を痛めていなければいいのですが。
オイルパンを外した状態でエンジンを下ろします。
エンジンASSYで下ろす場合、特に北米のMk2エンジンは背が高いので、知恵の輪を解くようにエンジンを回転させながら下ろす必要があるのですが、オイルパンが無い分エンジンの高さが少し低くなったので、少し持ち上げて横にスライドさせて下ろせます。。
多少は上下にしゃくりながらスライドさせて引き出します。
エンジンが下りました。
腰上は分解しないで、ロアークランクケースのみ外してミッションにアクセスします。
エンジンを反転させます。
エンジン内部を見たところ、金属粉だらけという感じではなく一見きれいです。ミッションのギヤなどに破片が噛み込んでいなければいいのですが。このあとクランクケースを分解します。