フロントカウル取り付けの続きです。下側のステーができたので、次に上側のステーを製作します。
上側ステーの主な条件は次の3点があります。①リザーバータンクとの大きな干渉が無いこと。②カウル裏側のマウントボルトがメーターに干渉しない事こと。③カウルサイドのえぐり部分がウインカーに干渉しないこと。カウルの下側はヘッドライトレンズに寄せて隙間を狭くしましたが、カウルを少し前傾させて上記の条件をクリアさせ、その状態でステーの形状を決めます。因みに、フロントカウルは付けても外しても走れるよう。外した時には車両側に何も残らないようにします。
脱着のし易さも考慮し、こんなZ型にします。
同じ形状の勝手違いで、反対側にも合うか確認します。
都合4作目で形が決まり、一番右がそれを奇麗にまとめた最終形です。ステーが長いので端を少し折り曲げリブとし剛性を確保します。
下のステーと同じく2.3ミリ厚の鉄板から切り出します。これくらいがウチのハンドシャーリングで切断できる限界の厚さです。
左右のステーを勝手違いで作ります。
取り付け確認します。他の部分への干渉は無いようです。ステーをカウル側につけたままのカウル脱着も可能です。
横から見るとこんな感じ。
リザーバータンクとの干渉は、極最小限で済みそうです。
上から見るとこんな感じ。
ステーには左右の識別「R」「L」を刻印しておきます。
マットブラックに塗装します。
カウルにスクリーンを取り付けます。
マークした線に合わせてカウルにステーを取り付けます。
カウルステーはステムのクランプボルトに共締めします。あまり締め過ぎるとステムのクランプ部分が変形するので、トルクレンチでトルク管理した方がいいです。
フロントカウル取り付け完了です。上下左右4点止めで、カウルの建付けはかなりの剛性があります。高速走行も問題無いことでしょう。
今回のFRPタンクは、この車両に合わせてコックのネジタイプと位置も特注しています。コックの取り付けはZ1などと同じM22ネジに。位置は後方でキャブの後ろに。
マイナートラブルも修理します。元のタンクはAMA時代のワークス1000Jに倣い後方左右にザッパーコックを付けています。この右側コックが漏れるので外して点検します。普段はホースを繋がず使っていませんが、OFFにしても出口から漏れてきます。
どうやら原因はこちらの切換え弁のようです。キズが多くなってきたので漏れるようです。
清掃後、シリコングリスを塗って組み立て、ガソリンを入れてしばらく様子を見ます。漏れは止まったようですが、出口にキャップも追加しておきましょう。
外装交換後の全体像はこんな感じです。フロントカウルの風防効果で高速ツーリングはかなり楽になりそうですね。
追加でステムエンブレも取り付けます。Mk2用なので取り付けピッチが違うので既存のステーを改造します。
ピッチを狭くしました。両端が干渉するので少し切り詰めます。
ステーをステムに取り付けます。
エンブレムを取り付けます。
カウル下が開いていたのでいいアクセントになりましたね。