ガソリン漏れするノーマルキャブでしたが、ネジが緩かったフロートチャンバーパッキンからの漏れであると判断し、増し締めしてガソリンを流して一晩置きました。さて漏れは止まったでしょうか。
よく見ると中央にガソリンのシミがあります。フロートチャンバー以外からも漏れていたようです。
場所的に加速ポンプのダイヤフラム辺りかと思い、分解してみましたが特に異常無し。その過程でガソリンの出所が解りました。
加速ポンプ後の細いガソリンホースの一部に小さな穴が開いていました。ここからも漏れていたようです。
ホースは劣化もしていたので3本とも交換します。
もう一度ガソリンを通して漏れチェックします。1時間ほど放置して漏れが無いのでこれで大丈夫そうです。
キャブを復元後、定期メンテナンスします。先ずはエンジンオイルとフィルターを交換するのでマフラーを外します。純正マフラーですが、そのままではフィルター交換できません。
Z1R-2の純正マフラーは左右2本出しです。真ん中に大きなチャンバーがあり、そこに左右のサイレンサーが差し込まれている構造です。この前半部分はとにかく重いです。
オイルとフィルターを交換します。
締め付けはトルクレンチで。
フランジの2分割カラーは、マスキングテープで止めておくとばらけないのでやりやすいです。
オイルとフィルター交換完了です。
引き回しで重かったのでブレーキの引きずりを疑います。案の定リヤブレーキが引きずっていました。
パッドを交互に外し、キャリパーのピストンを出し入れしてもみ出しします。
動きがスムーズになったところで復元します。引きずりは解消しました。
左のフロントキャリパーのブリーダー周りにフルードが滲んでいます。この車両の左キャリパーは、初めからこのように改造されていました。本来のブリーダーの一には大径のブラインドプラグが。ブリーダーは下側に穴開けして移設したようです。おそらくブリーダーのネジ山を痛めてしまったのではないでしょうか。この状態だとエア抜きはキャリパーを外さないとできないので非常に不便です。
ブリーダーキャップを外すと、内部からも漏れているようです。ブレーキレバーを強く握るとフルードが垂れてきます。
ブリーダーを外してみますが、外観は特に異常無し。
一応新品に交換してみますが漏れは止まらず。
座面が接地しているようなので6角部を削ってネジ部を延長します。
これで奥までしっかり入るはずですが漏れは止まりません。この際キャリパーは交換することにします。