車体組み立ての続きです。フロントフェンダーはPMC製のMk2純正タイプを使います。事前にフィッティングは確認済みです。
タイヤとのクリアランスが狭いので、取り付けボルトは低頭加工済みのフランジボルトを使用します。
ホイールを取り付ける際、タイヤのエッジはフェンダーボルトに少し干渉しますが、そのまま押し込めばハマります。
フェンダーとフォークアウターとの位置関係はこんな感じ。干渉しないで取り付け可能です。
タイヤのエッジとフェンダー内側はクリアランス極小です。
フューエルラインはフィルターを挟んでこんな感じのレイアウト。
続いてスピードセンサーです。アウトプットシャフトを後期型に変更したので、センサートリガーの形状が変わります。新たにシャフトの中空部で止めるトリガーマウントを製作します。
トリガーを取り付けます。
シャフト1回転に付き2パルスを検知します。
センサーを取り付けます。この状態でノーマルスプロケカバーは干渉せずに取り付け可能です。
センサーのハーネスは、チェーンやスプロケに接触しないよう固縛します。
センサーとトリガーのクリアランスは1~2ミリ程度にします。
塗装したスプロケカバーをサブASSYします。
既存のクラッチケーブルは引っかかりがあったので新品交換します。
クラッチケーブルのインナーケーブルに給油し潤滑しておきますが、使用するオイルは粘度があって持ちのいいエンジンオイルを使用します。上からと中間アジャスターの部分からと、それぞれ10滴ほど注しておけばクラッチ操作がスムーズです。
レバー部分のアジャスターは、サビていたので、1000R純正新品のブラックに交換します。
スプロケカバーにレリーズとケーブルをセットします。
スプロケカバーを取り付け、クラッチレリーズの遊びを調整、チェンジペダルも取り付けます。チェンジリンクはレバー比を大きめに取り、操作力を軽くしています。
サイドスタンドは脱着式にしていますが、一番のメリットはつま先の邪魔にならなくなることです。その分、バックステップをフレーム側に寄せることが可能で、くるぶしでフレームをホールドし易くなります。これは純正スタンドのままではできないレイアウトです。