継続車検のご依頼です。整備の前に先ずは検査ラインを通しますが、思わぬところで引っかかり不合格となりました。
問題の箇所は車両の製造年について。ステムヘッドには新車当時の製造ラベルがきちんとあるのですが、製造年の文字「1-80」がスタンプだから本物と認められないとのことで、車検証にある初度登録年が基準で保安基準が適用になり、排気音量が99dB以下に規制されてしまいました。
車検証の初度登録年は平成7年11月です。
備考欄には保安基準適合年月の記載はないので、通常は製造ラベルで製造年は証明できるのですが、今回は初めてNGとなりました。
このMk2はアメリカリンカーン工場製でフレーム番号が50万台のため、手持ちのカワサキ発行の資料では製造年が証明できませんでした。車検場から一旦ガレージに戻り、今回はとりあえず音量を下げてみます。
詰められるだけ詰め物を詰めます。この状態でエンジンはかかりますが長距離の走行は無理です。
再び車検場で音量を計測したところ96dBで無事に合格。今回の事例は車検場で複数の検査官が協議した結果だったので、疑義がある車両はきちんと照明が必須ですね。検査の運用は年々厳しくなってますね。