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Z1000R2 K.T様 フロントブレーキスイッチ交換 試運転

 

転倒修理の仕上げです。

  

クラッチレバーの遊びが過大になっており、クラッチが繋がるフィーリングも違和感があるので点検します。レリーズレバーの遊びがゼロになっていたので、マニュアル通りに調整します。これでクラッチフィーリングも通常に戻りました。

 

続いて懸案の破損したフロントブレーキスイッチをどう直すか。このスイッチは既に販売終了で純正新品が入手できません。このマスター専用の形をしているため、他の車種用や汎用品ではしっくり収まりません。

  

端子が折れたスイッチを外します。

  

側面を見るとなにやらふやけたようになっています。溶着で組み立てられているので基本的には非分解ですが、うまくやると分解できたりします。

 

純正の中古品や社外品が見つからないので、手持ちの他車用で使えそうなものを選んで加工してみました。左が他車用でそれを加工したものが中央です。

  

端子の向きと突起の位置関係がほぼ同じです。取り付け用のネジ穴部分をカットしているので、何か止め方を工夫しないと付けられません。

   

取り付け部分の形状は同じなので嵌められました。ネジとベータピンで押さえます。

 

動作を確認します。ブレーキランプ点灯のタイミングが少々深過ぎるようです。

 

スイッチの出代を削って点灯のタイミングを早めます。これで純正と同じタイミングになりました。

 

試運転に向かいます。調子良く走りだしたところで直ぐに雨が降ってきたので戻ります。

 

翌日晴れたのでしっかりとチェック走行しに行きます。市街地を走った後は高速道でチェックします。

  

新しいインナーチューブのおかげでフロントフォークはスムーズです。エンジンも少々ノイズがしますが調子良く走れます。

  

八王子ICで引き返します。

  

メーターASSYは転倒で壊れて交換したそうですが、こちらも難ありのようです。スピードメーターは針が外れて遊び出し、先端が折れています。タコメーターも頻繁に跳ねるので修理が必要です。

 

ガレージに戻ると手配していたブレーキスイッチが入荷していました。ヤフオクで見つけた社外品です。

 

形状は同じなのですんなりついて動作も大丈夫です。但し純正の数倍の値段です。

  

もう一つ懸案事項があります。今回の転倒とは関係ありませんが、リヤブレーキのホースが短すぎてピンピンに張っています。

  

トルクロッドには延長部品が付いています。もともとは社外リヤショックとキャリパーの干渉防止目的などで作られたものでしょうか。

 

この車両の場合は必要無いので外してみます。

 

これでホースに弛みができました。フロントカウルとフロントフェンダーは塗装が仕上がるまでまだまだ1ヶ月以上かかるので、完成はしていませんがこれで一旦納車となります。

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