転倒してフロントフォークが曲がっているので修理します。破損したエンジンカバー類は既に交換済みとのこと。
フロントの右キャリパーはフルード漏れしていますね。
ローターを確認すると、右側は大きく曲がっています。転倒でぶつけたのでしょうか。
ローターは交換するので外します。
ヘッドライトリムも変形しています。これは力業で直せそうです。
フォークを外します。
ライトステーも大きく曲がっています。
プレスで平面部分を復元します。
切断してあった切り口を整えます。
板金修理後、表面を研磨します。
塗装して完成です。
続いてハンドルストッパー。転倒で曲がり、クラックも入ったとのこと。
ストッパーの根元がフレームから少し離れているように見えますね。
ストッパー周りを掃除ししたら、左右で長さが違い車体右側が短く、溶接で補修した痕があります。過去にも転倒歴があったようで、ストッパーのダメージは初めの方が酷かったように見えます。ここはベアリングレースが圧入されているところなので、余り溶接で熱を入れたくありません。この程度なら手を入れない方が良さそうです。
フロントフォークを分解点検します。
インナーチューブは左右共に大きく曲がっているので交換します。
使用するインナーチューブはTNK製のZ1000R2用です。
外観と寸法はほぼ同じですが、ボトムの形状が少し違うのでここで見分けが付きます。右がTNK製です。
アウターのオイルシール部分は、過去のメンテでキズが付き、スナップリング溝が潰れて狭くなっています。
溝の幅はスクレッパーで修正しておきます。
今回交換する消耗品はこちら。
インナーチューブを入れ替え、組み立てます。
規定よりやや多めにオイルを入れます。
治具で吸い取り油面を規定値にします。
インナーチューブ交換終了です。
ボトムのスタッドボルト傷んでいるので交換します。
スタッドボルトも交換終了です。