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Z1000Mk2 S.T様 チェック走行

エンジンオーバーホールのご依頼で入庫しましたが、ハンドリングがおかしいとのことで、先ずはチェック走行してみます。

 

走り出して直ぐに異常を確認。ハンドルが左右に振られる感じで、その修正を常にしながら走る必要がある状態です。

フロント周りには、外観上の異状は見当たりません。

 

直線を走ると、まるでステアリングダンパーを最強にしたような感じです。

 

ガレージに戻り、フロントをジャッキアップして点検します。

すると、ステムベアリングのプリロードが過大で、自重でハンドルが切れることが無く、かなりのフリクションがあります。

 

ステムベアリングを緩め、再調整します。

 

再度、試運転してみます。

今度は正常なハンドリングになりました。やはりステムベアリングの締め過ぎですね。

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