Z1000Mk2 I.K様 ワークスバックステップ装着

ワークスバックステップVer.1取り付けのご依頼です。

 

現状は、ノーマルステップを反転した当時風のバックステップです。

ポジションを更に低く前寄りにしたいとのことで今回の選択となりました。

 

チェンジペダルボスをフレームに直付けするのがワークス車タイプの特徴ですが、

今回はプレートによるボルトオンタイプをご希望されました。

 

チェンジ側を取り付けるとこんな感じです。

意匠はワークス車をモチーフにしています。こちらは正チェンジタイプ。

逆チェンジ仕様もありますが、ペダルの穴位置が若干これとは異なります。

 

ノーマルサイドスタンドでも、ほぼそのままボルトオンです。

 

ペダルを一番踏み込んだ状態で、サイドスタンドのスプリングにゼロタッチくらいになります。

 

続いてブレーキペダル側です。

 

ノーマルのブレーキペダル軸を使います。

黒いペダルはサンプルの加工済みペダルで、床にあるノーマルペダルを素材として同様に改造します。

 

先ず、10センチくらいペダルを切り詰めます。

 

外向きにして溶接で仮止めします。

 

現車合わせで角度を微調整します。

 

本溶接します。

 

先端の四角い台の向きを修正します。

 

再度、車体に仮組し確認します。

 

奥に入れて欲しいというスペーサーに対し、べダル側の座面が少し小さいようです。

 

座面をサンダーで削って広げます。

 

ペダルを取り付け、高さとプッシュロッドの長さをセッティングします。

 

これで取り付け完了です。

 

動作確認のため試運転に行きます。

 

この高いコンチハンドルにも違和感の無いポジションとなりました。

リヤブレーキの効きも十分です。

 

これで長距離ツーリングでも楽に走れることでしょう。