Z1000Mk2 O.Y様 メインハーネス交換

電装系の艤装に取り掛かります。

 

今回、電装系で交換するのはこちら。

 

キーシリンダーセットも、ワンキー化を狙って新品交換します。

 

先ずはハンドルロックシリンダーの交換です。蓋を取ります。

 

キーを挿しながらシリンダーを抜き取ります。

 

新しいシリンダーを挿入します。

 

新しい蓋を取り付けて終了です。

 

シートロックも交換します。

 

イグニッションスイッチも交換します。

 

メーターハーネスの被覆は硬化しているので交換します。

 

カプラーも一旦外します。

 

新しい被覆を挿入します。

 

メインハーネスに合わせ、爪付きの新しいカプラーに交換します。

 

イグニッションスイッチハーネスのカプラーも、メインハーネス側に合わせて適合する爪付きカプラーに交換します。

 

ヘッドライトリレーの信号線のカプラーは、コンパクトな物に交換します。

 

ゼファー750純正新品レギュレーターを使いますが、配線の並びが若干違うので修正してから接続します。

 

ジェネレーターハーネスのギボシは焼損していたので新品交換します。

 

オイルプレッシャースイッチの線も新品交換します。

 

スプロケカバー内の結線が完了しました。

 

ヨシムラテンプセンサーのハーネスは、耐熱性のガラス編組チューブに通します。

 

センサーの根元でハーネスが切れないようタイラップで止めておきます。

 

ブリーザーホースは、収まりのいい90°ホースを使用。

 

ウオタニのピックアップコイルを取り付けます。

ハーネスは、不意に引っ張っても根元に負担が掛からないようタイラップで止めておきます。

 

SP2本体のブラケットを製作して、デュアルロックファスナーで取り付けます。

 

プラグコードはターミナルカシメ済のPAMSのキットを使います。

ブーツの取付時は、コードとブーツにシリコングリスを塗って潤滑します。

 

コイル側のターミナルは、奥までしっかりと差し込みます。

 

現車合わせでコードの長さをカットし、キャップを組み立てます。

 

テール周りの結線はこんな感じ。

 

テールカウルのグロメットは、サイドカバー用が付けられていたので、正規の物に交換します。

 

テールカウルを取り付けます。

 

全て結線したら、灯火類の動作を確認します。

 

動作の確認ができたら、ハーネスをコンパクトに固縛します。

 

最後に、リヤのブレーキフルードがだいぶ古いようなので交換します。

 

新しいフルードを注ぎ足しながら、キャリパー側へ流して交換します。

 

4回目ぐらいできれいになりました。

 

白いリテーナーリングが欠品していたので、手持ちの部品の中から探して取り付けます。

 

ブリーザーのキャップもタイヤのエアバルブ用が付けてあったので、3ヶ所とも純正のゴムキャップに交換します。

 

電装品の艤装が完了しました。ハンドルスイッチとメーター周り以外は全て新品になりました。これで信頼性がかなり上がるでしょう。

 

ウオタニのダイヤル設定は、レブリミットが9200rpmになるゼロ番と、点火時期はハイコンプ標準の5番です。

 

USBコンセント用の電源も取り付け。

 

2個の四角いリレーはヘッドライト用、ヒューズはヒューテック製のミニブレードヒューズタイプです。

 

ETC車載器も取り付け完了。

 

あとはキャブセッティングです。