Z1000Mk2 T.H様 トラス補強スイングアーム取り付け

スイングアーム加工の続きです。
トルクロッド受けとサス受けの部品を製作して取り付けます。

イメージ 1

サス受けは左右に10ミリずつオフセットできるよう幅広にしています。

イメージ 2

溶接終了。サス受けは、張り出しが大きいので、下側に補強を追加しています。

イメージ 3

ワークスタイプのトラス補強スイングアームの加工はこれで終了です。

イメージ 4

車体に仮付けして確認します。

イメージ 5

リヤショックはコスパのいいYSS製をチョイス。
スプリングを外して、当時風に似合わないステッカーを剥がします。

イメージ 6

ステッカーを剥がしたら、再度組み立てます。

イメージ 7

リヤサスを組み付けます。

イメージ 8

リヤホイールはアライメントを計測し、ホイールセンターを確認。
スイングアーム幅に合わせて左右のカラーの長さを検討します。

イメージ 9


スイングアームは内幅を4ミリ拡大しているので、
左のカラーはソード付属の物より2ミリ厚を製作。

イメージ 10

ホイール右側は、キャリパーのアライメントが悪いので修正し、
外側に2ミリのスペーサーを足します。

イメージ 11

リヤホイールのセンターが決まりました。

イメージ 12


6ミリオフセットしたチェーンライン周りも、
設計通りのクリアランスがあるか確認します。

イメージ 13

リヤの車高を決めたうえで、サイドスタンドの傾きを修正します。

イメージ 14

現状はノーマルのS字形状のスタンドです。
フレームに寄った設計のワークスバックステップにも干渉するので、
それも避けるように修正します。

イメージ 15


サイドスタンドは曲がり部分で3分割します。

イメージ 16

長さを調整し、直線的に並び替えて溶接で点付けし、
車体に仮付けして形状を確認します。

イメージ 17

サイドスタンドの形が決まったところで、しっかりと溶接していきます。

イメージ 18


V字に切り込んだところを溶接で盛り上げます。

イメージ 19

研磨して完成です。

イメージ 20

再度、取付確認します。

イメージ 21


傾きはここまで修正できました。

イメージ 33

チェンジペダルとの干渉もこれで大丈夫です。

イメージ 34

払い出し用の突起を移設するので、取り付け位置を検討します。

イメージ 22


スイングアームとサイドスタンドを塗装し、
乾燥させている間にオイル交換します。

イメージ 23

フィルターとスプリングの間のワッシャーが欠品しています。

イメージ 24

集合管に干渉していたフィルターボルトは、フラットタイプに変更します。

イメージ 25

フラットタイプは8ミリの6角レンチで脱着します。
固着すると舐めやすいので、締め付けはトルクレンチを使った方がいいでしょう。

イメージ 26

スイングアームの塗装が完成しました。
将来のブレーキ改造を考慮し、今回は簡単にラッカー塗装としました。

イメージ 27

サイドスタンドも塗装が完了したので取り付けます。

イメージ 28

トラス補強したスイングアームも取り付けます。

イメージ 29

タイヤの逃げはこんな感じ。

イメージ 30

リヤキャリパー周りはこんな感じです。

イメージ 31
イメージ 32