Z1000Mk2 F.Y様 フロントフォークオイル交換

フォークは、トップキャップが盗まれていたので内部も雨ざらしでした。

オーバーホールのため分解しようとしましたが、ボトムのボルトが左右フォークとも緩まずに断念。

 

新油で2回フラッシングして内部を洗浄後、ノーマルセッティングに油面を合わせます。

 

オイルを多めに入れて、規定のレベルまで吸い上げて合わせます。

 

バネを入れます。プリロードも十分でしょう。新しいアジャスター付きキャップを取り付けます。

 

フロント周りを復元します。

 

交換するので、メーター周りを外します。

 

メーター照明ハーネスが足りないため手配し、メーター取り付けは後に。

手前の下振りが今回付けるメーターです。

 

ヘッドライトステーも曲がって今るので修正します。

 

プレート部分は、プレスで押して平面に戻します。

 

ほぼ、元通りになりました。

 

フレーム部分も曲がっています。

 

こちらはバイスに挟んで曲げ直します。

 

修正して塗装したライトステーを取り付けます。

 

ハイスロも無かったので、お持ち込みのこちらを取り付けます。

 

インナーケーブルには潤滑のためエンジンオイルを数滴垂らします。

 

スロットルの巻径はφ36ミリとノーマル並み。

 

スロットルを取り付けます。

 

クラッチレバーも無かったので、Z1300純正の少し長いタイプを取り付けます。

 

エンジンRHカバーも破損しています。

 

取り外して交換します。

 

お持ち込みのカバーは、オイルシールを新品交換します。

 

カバーを取り付けます。オイルシールはウオタニのトリガーに干渉しないよう、若干奥めに取り付けます。

 

ウオタニのピックアップコイルを復元します。

 

無くなっていたポイントカバーも取り付けます。

 

無くなっていたキャブの代わりは、お持ち込みのこちらのCR33です。

中古品ですが綺麗な状態です。

 

念のため、分解点検します。

 

ジェット類を確認し、Mk2に合うよう、予めセッティングを変更しておきます。

 

メインジェットは120番から。

 

ジェットニードルはYY8に変更。

 

キャブの準備、完了です。

 

キャブを取り付けます。

 

ウインカーを取り付けます。

 

外装も無くなっていたので、ドレミ製ベースの純正色ペイント済み中古品を取り付けます。こちらもとてもきれいです。

 

グロメットが無いので純正品を取り付けます。

 

シートも無かったので、お持ち込みの社外品を取り付けます。

 

タンクキャップは、漏れないようZ1000R純正新品を使用します。

 

コックは定番の1100刀純正品を使用します。

 

負圧ニップルの向きは前方向に組み替えます。

 

外装を仮組してみます。いよいよ復活のイメージができてきました。